『CACかながわ』は、司法面接・系統的全身診察・心理ケアをワンストップサービスとして提供する日本初の施設です。
『子どもの権利擁護センター(Children’s Advocacy Center: CAC)』とは、子どもが虐待・ネグレクトなどの人権侵害を受けたり、DVや犯罪を目撃したりして、子どもから事情を聞かなければならない場合に、その子どもがそこに行けば、調査・捜査のための面接(司法面接)と全身の診察および専門的心理ケアを受けられるワンストップセンターのことです。
CACは、性虐待などの被害を受けた子どもが警察署や地方検察庁、裁判所などに行かなければならないときに同行して子どもと非加害親をサポートするアドボケイトも擁しています。
『CACかながわ』は、このような機能を全て備えた日本初のCACです。
『CACかながわ』なら
司法面接
十分な訓練と経験を積んだ司法面接者が、検察・警察・児童相談所など、調査・捜査に関わる機関のニーズを充分に把握した面接ができます。
系統的全身診察
通常の診察と違い、頭のてっぺんからつま先まで身体のパーツを一つ一つ、子どもに問診しながら診ていきます。そうすることで合併する他の虐待の評価ができますし、性器・肛門診察などプライベートな部分を診察される際の子どもの羞恥心や不安を低減し、診察による二次被害を防ぐことができます。司法面接と系統的全身診察は相互補完的な被害事実アセスメントですので、両方とも受けていただくことが大切です。
児童精神科診療・心理ケア
司法面接と系統的全身診察を受けたお子さんは、『CACかながわ』と同一施設にある『子どものこころとからだのクリニック CACかながわ』で安心して、専門的な児童精神科診療と心理ケアを受けられます。